今週の2曲、テーマ(テーマは毎週あったりなかったりです 笑)は、大好きなこの季節、若葉の頃のように爽やかな「初恋」
1曲目はオリジナル曲です。初恋の人が今どこでどうしているかな?ってふと思うときの気持ちを歌った「レモンスカッシュ」
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実はこのタイトル、作った時にはなんてったって「カルピス」と思っていたのです。だって、「初恋の味、カルピス」のCMで育ったので。
ところが〜子どもたちに話したところ、「え?カルピスってママの味でしょ?何で初恋?」え、通じない?子どもたちにとってはカルピスといえば「ママの味」だった!そして今は「からだにピース!」そうですよね、商品のコピーは時代と共に変わっていくのでした〜!
調べてみたら、なんと「初恋の味、カルピス」のキャッチフレーズは大正時代から使われていたそうな!
黒澤明監督によるこんな素敵なCMも!黒澤明自筆の絵コンテをデジタルアニメ化 ナレーション:寺尾聡 音楽:バッヘルベル「カノン・ニ長調」↓
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そして、この曲を作った当時、「あおぞら」のCDを作成中で、収録する3曲のアレンジをしてくださっていた方に上記の話をして曲を聴いてもらったところ、「そうだね〜、それに商品名はタイトルとしてNGだし、曲中にキャロル・キングの名前が出てきちゃってるし、エンディングにyou’ve got a friendを歌ってるし〜、CDにするのには許可やら何やらハードル高くてお金もかかるから、ライブで大切に歌う曲にしたらいいよね!」との納得のアドバイス。
そこで迷った末、この曲のタイトルは「レモンスカッシュ」に落ち着いたのでした
初恋の味、初恋の思い出の曲、思い出の場所etc. それぞれきっとありますよね♪
2曲目はみなさまご存知ユーミンの名曲「卒業写真」を歌ってみました♪
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今週の2曲です♪
1曲目はオリジナル「耳をすませて」
6年くらい前のこと、友人がFBで紹介してくれた今は亡き詩人、茨木のり子さんの「聴く力」という詩。
その当時、仙台ではいじめを苦にした中学生の自殺が相次ぎ、その悲しいニュースを聞いては、なんで?どうして?誰も止められなかったんだろう、と自分も含め大人の無力さを思わずにはいられませんでした。
そんな中この詩にふれて、聴く前に話している、耳をすませて耳をそばだてて聞いていない自分の姿が映し出された気がしたのでした。
「聴く力」 茨木のり子
ひとの心の湖水 その深浅に 立ちどまり耳澄ます ということがない
風の音に驚いたり 鳥の声に惚けたり ひとり耳そばだてる そんなしぐさからも遠ざかるばかり
小鳥の会話がわかったせいで 古い樹木の難儀を救い 綺麗な娘の病気まで直した民話 「聴耳頭巾」を持っていた うからやから
その末裔は我がことのみに無我夢中 舌ばかりほの赤くくるくると空転し どう言いくるめようか どう圧倒してやろうか
だが どうして言葉たり得よう 他のものをじっと受け止める力がなければ
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言葉にできない、声にならない声を聴くことができたなら そんな願いを込めて作ったのが「耳をすませて」です。
大好きなハンバートハンバートの「小さな声」を今週の2曲目としてカバーしました。初めてこの曲を聴いた時、その歌詞にドキッとしました。「逃げたらいいんだよ」って誰かが言ってあげられたら。
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今週の1曲目はオリジナル曲「I’m proud of you」です。
ず〜っと前の春の桜の季節 仙台の桜が満開の時を過ぎて散り始めたちょうど今頃の感じ。友だち2人と3人で、急に思い立ってお花見に🌸
満開の時期を過ぎていたおかげで舞い散る桜の木の下は人もまばらで〜桜を満喫しつつ、笑い転げていました。
その時のなんとも綺麗な景色と幸せな気持ちを思い出しながら、いつも支えてくれる友だちに「ありがとう」の気持ちと「そのままの君が大好きだよ」の思いを込めて作りました。
この季節に聴いてもらいたい1曲です♪
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今週の2曲目は「守ってあげたい」(松任谷由実)をカバーしました♪
ちょうど30年前の1981年にリリースされたユーミンの名曲。久しぶりに歌ってみると、流行った頃の思い出が蘇ってきて、でもすごく新鮮で、そんな30年も前の曲とは思えない。
ユーミンの曲はいつ聴いても古くならない、すごいなあ。
この曲の歌詞がストレートで、歌うのはちょっと気恥ずかしくて、カバーしたことはなかったのに、なんだか急に歌いたくなっちゃいました ♪
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今週はこの1曲♫「春」です。
4月生まれの長女(末っ子)が小学校3年生になる春、この曲が生まれました。作ったというより生まれたという感じで、初めて「私にも曲が作れるかも」と思わせてくれた経験でした。
桜の花びらが舞い散る中でクルクル踊っている娘を見ながら、「いつか巣立って行くんだろうなあ。どんな人になるのかなあ。」なんて思っていたら、その次の日の朝目が覚めた時にこのメロディが浮かんで、忘れないように急いで書き留めて、その日のうちにこの曲がほぼ完成したのです。2006年の春のことでした。
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この曲がCDになって、そのCDを聴いてくれた友人がちょうど編集中だったドキュメンタリー映画「ぼくは写真で世界とつながる」の中で、主人公の米田祐二さんに寄り添うように流れることになろうとは思ってもみませんでした♪
ドキュメンタリー映画「ぼくは写真で世界とつながる」HPはこちらから↓
http://www.motherbird.net/~bokutuna/