今週の1曲目は、オリジナル曲「春の風」です♪
2014年の春、地元を離れてそれぞれの新しい場所へ旅立っていく友人の息子達へ花向けに作った曲です。友人であるママ達の気持ちを想像しながら泣いちゃったりしつつ、作った曲です。
その前の年の5月にリリースしたCDに収録した3曲が使われることになったドキュメンタリー映画「ぼくは写真で世界とつながる」http://www.motherbird.net/~bokutuna/index.html でナレーションも担当することになり、ナレーション録りの直前に作ったこの曲も急遽スタジオでギター1本で歌い、映画の中で流れることに!
この曲を作っていた時に、ナレーションに先立って観せてもらっていた映画の中の主人公、米田裕二さんの姿が私の中で重なっていたことを覚えています。
この春コロナ禍で不安な中、新しい場所へ旅立って行く人たちと、その背中を祈りながら見送る人たちにも、この曲が届いたら嬉しいな♫
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そして今週の2曲目♪
コロナが終息したら会おうね!会いたいね!と何度も繰り返し言い合いながら、実現できない
会いたい人にこんなに会えない日が続くなんて、思ってもいませんでした
そんなことを考えていたら、今週の2曲目にはこの曲が歌いたくなりました♫
「夢で逢えたら」/ 吉田美奈子
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今から6年前の3月、知り合いのご夫婦に赤ちゃんが誕生 FBでも繋がっていたお二人の赤ちゃんの誕生を心待ちにしている投稿を読むうちに、いつしか私も赤ちゃんの誕生をワクワク心待ちにするように。いよいよ病院へ!からは仕事中も気になってFBをチラチラ(笑)誕生しました!の報告にはウルウルでした。
1日で完成する曲もあれば、完成まで何ヶ月もそれ以上もかかる曲もありますが、この曲はなんと2年6ヶ月かかって誕生しました。完成したらプレゼントしようと勝手にお二人の思いを想像して作っていたのですが、完成した時にはお嬢さんは愛くるしい2歳半の女の子に成長していました。その年のジャズフェスで可愛らしいご本人を前に初披露したのでした♫
お嬢さんはすくすく愛らしく成長して、4月にはピカピカの小学生ですおめでとうございます
今日の1曲目は生まれたばかりの赤ちゃんへのパパとママの思いを歌にしたラブソング(オリジナル)です♫
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2曲目はジュリー(沢田研二)が歌った大好きなラブソングです。先週のFBでの投稿にコメントを寄せてくださったAさんからのリクエストにお応えしました ジャズフェスでこの曲をカバーしたことを覚えてくださっていてのリクエストでした。嬉しい〜♪
この曲には思い出しては今でのキュンとするエピソードが
私にもあったJK時代 笑、学校帰りに当時四谷にあったエレックレコードの事務所に友人2・3人(記憶がボンヤリ)と一緒に遊びに行ったことがありました。途中で出会った焼き芋屋さんで買ったポカポカの焼き芋を泉谷(あの泉谷しげる!)さんに差し入れしようと大事に抱えて。
なんでそんなことしたのか?なんで焼き芋だったのか????JKのやることはいつの時代も突飛です。セキュリティも何もなく、オープンな事務所で(いい時代でしたね)、ただ「こんにちは〜!」と入っていって、いるかどうかも確かめずに行ったのに、ちゃんといた!泉谷しげるさんに焼き芋を渡し、「なんで焼き芋なんか持ってきてんだ!?」とか怒られ 笑。
そしてその日、事務所には憧れのCHABO(当時:古井戸)がいました。CHABOがなんと!ギターを手にして、机の上に腰掛けて、ポロポロ弾きながら歌ってくれたのがこのジュリーの「君をのせて」でした♪憧れの人が歌ってくれた(別に私のために歌ってくれたわけではない)ラブソングはそれから私の宝物に
それにしても、本当に素敵な曲ですよね♫
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10年前の3月11日、どこが震源地でどんな状況なのか、何も情報がないまま吹雪く中を職場を後にして、余震が続く中をひたすら家に向かって歩きました。次第にわかってくる壊滅的な状況に言葉を失いました。
そして10年経った今も、復興がどれだけ進んだとしても、被災した方達の悲しみ苦しみは癒えることはないでしょう。
今日の1曲目は讃美歌の「とおき国や」です。
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余震に怯えながらの日曜日、礼拝でこの讃美歌を歌った日のことが忘れられません。1923年の関東大震災の日に、たまたま大阪から東京に来ていた宣教師で英語教師だったJ•V•マーティンが、白金にある明治学院(私の母校)の運動場に避難。そこで人々に配布された蚊帳の中で灯っていた蝋燭が十字架に見えて、この讃美歌を作ったそうです。3.11から10年。
節目の日を迎えても癒えない悲しみを抱えている心に、神さまのなぐさめが注がれますように、祈りを込めて歌いました。
そして2曲目はユーミンの「瞳を閉じて」をカバーしました。
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3.11の後、半年くらい歌が歌えず、ギターも触れない日が続きました。そんな時に久しぶりにギターを手に取ってポロンポロン弾きながら、たまたま歌った曲がユーミンのこの曲でした。前から知っていた曲なのに、震災の後に歌ったその時、歌詞もメロディも違って聞こえて、胸に迫って歌えませんでした。その日から、特別な歌になりました。
この曲は長崎の五島列島の奈留島にある高校に通う女子生徒からのリクエストに応じて、ユーミンがプレゼントし、愛唱歌となり、歌碑も建てられているそうです。
震災後に、いろいろな曲で、今までと違う意味で心に響いて力をもらったという話をよく聞きました。良い歌にはそんな力があるんですね♫
1曲目はオリジナルで「ミモザ」です♫
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2017年の3月に作ったオリジナル曲です。その年の誕生日に友人がミモザのリースを作るワークショップへの参加をプレゼントしてくれて、その日からすっかりミモザの花の虜に。春が待ち遠しいこの季節、それでも心が冬のまま凍えているあなたにミモザの花を届けたくて、歌にしました♫
後で色々ググってみたところ、イタリアでは3月8日が「ミモザの日」だそうで、「FESTA DELLA DONNA」(女性の日)とされていて、母親や妻、恋人や同僚に愛や幸福の象徴としてミモザの花束を贈るんですって 1904年にニューヨークで女性労働者が参政権を求めてデモを行った日で、国連によって「国際女性デー」に制定されているそうですよ。
もう1曲は「にじ」という歌をカバーしてみました♫
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コロナ禍の中、空を見上げて歌いたい曲です♪
子どもたちがまだ小さかった頃、トラや帽子店というちょっと変わった名前の音楽ユニットと新沢としひこさんが歌っているのをCDで聴いて、いい曲だなあって思っていました。昨年洗剤のCMソングで若い女の人の声で歌われていて、「あ!この曲」って懐かしかった。ヨーグルトのCMでも流れて。今年に入ってドラマ「にじいろカルテ」の挿入歌としてテーマソングの様に歌われています。きっと今の私たちの気持ちに寄り添ってくれる曲なのでしょう。
昨年2月のchiharu live@kaffe tomteでも、友人で音楽仲間の照井さんのウクレレとコーラスで楽しくお届けしました♪またライブで歌いたいな。
どちらもお時間のある時に、ゆっくり聴いてみてくださいね♫