先週末の土曜日のこと
大好きな盛岡まで小さな手提げひとつだけ持って
お散歩気分のプチひとり旅
目的はcafe cartaでの優河のlive
その前に恋する北上川にご挨拶
20年ほど前に初めて出会ってから
会うたびに癒しとパワーをくれる北上川
あいにくの曇り空だったけれど
岩手山に向かってゆったりとまっすぐに流れる姿にうっとり
中津川沿いを歩くのも大好き
柳のきみどり色の芽が風に揺れていた
なんでこんなに川が好きなんだろう
そんなことを考えていたら、思い出した幼い日のこと
多摩川の近くに住んでいた幼稚園の先生のお宅に
同じクラスの何組かの母子で遊びに行ったときのこと
土手の斜面に咲いている花に夢中になっていたら
気づくとなぜか川にあお向けに浮かんでいて
上には青い空と流れていく雲
不思議と慌てることもなく、空を眺めながら
あ~流れてる~(笑)と
岸では先生や母たちや友だちたちが
「ちはるちゃ~ん!」と追いかけてきて
(今思うと、先生や母たちをどれほどヒヤッとさせたことか!)
どうやって落ちたのか、どうやって助けられたのかも
ちっとも覚えていないのに
ふわーっと流されていた気持ちのいい感覚と
青い空と流れる雲だけがいつまでも鮮明に心の中に残っている
あたたかな春の日だった
cafe cartaは落ち着ける素敵なお店で
優河さんは20代半ばの若さなのに
しっとりとした独特の世界を持っていて
マイクもアンプもないライブは
生のギターと歌声がその空間を包み込んで
一曲一曲の世界に浸らせてもらいました
川沿いの小さなcafe でのライブを
満喫した春の日でした