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2021-06-19 | song

つばさ♪

今週の1曲目「つばさ」は2017年8月11日に花巻市内のギャラリーBun(妖精が棲んでいるような素敵な佇まいのギャラリーです)で開催された「しもまっち with friends〜自由の翼展」のオープニングイベントをきっかけに生まれた曲です。

主催者である「しもまっち」こと当時花巻北高校生の校長先生だった下町先生とは盛岡で行われた「ぼくは写真で世界とつながる」の上映会・ミニライブに来てくださった時からのご縁で、このオープニングイベントで歌ってと声をかけていただいたのでした。

アートあり、音楽あり、妖精、教育、哲学などバラエティ豊かなトークあり、1日でギュギュギューっと充実したイベントで、そこで一貫して語られたのは「自分らしくあること、自由の翼を手に入れることの大切さ」でした。

直後に書いたブログです↓よろしかったら読んでください〜😁

ちょうどこのイベントの2ヶ月後になる2017年の10月に名取北高校の3年生全員の前で歌とトークをというオファー(私の歌を他のライブで聴いてくださったお母さん達が3年の学年主任の先生に提案してくださって実現したものです)があって、当初お母さんたちの集まりで歌うとばかり思っていた私は、なんで?私が?高校生に???と狼狽えていたのですが、「大丈夫です。」と学年主任のS先生。「受験モード真っ最中の中、生徒達とゆったりいい時間を過ごしたいんです!」と言ってくださって、お引き受けした経緯がありました。

こちらも当時のブログで報告していました↓

自由の翼展で受け取った宝物を曲にして残したい、そしてこのタイミングで歌をプレゼントすることになった高校生たちに歌を通して少しでもこの宝物を手渡すことができたら、と願いを込めて作ったのでした。聴いてくれたみんなに少しでも届いたかな?届いていたら嬉しいな♫

今週の2曲目は、最近偶然出会ったこの曲「Boar Song」。優しくて温かいlove songです💕

♪あなたがボートなら、私は背中を押す風になるわ、あなたが怖がっているのなら、私は勇気になるわ…あなたが歌なら私はバンドに…私たちは2人でひとつだから♪

温かい柔らかな声で歌うJJ Heller ってどんな人なんだろう?と調べてみたら、カリフォルニア在住のフォークシンガー・クリスチャンシンガーで2人の女の子のママ、ご主人と二人三脚で曲作りや演奏活動をしているそう♪

PVも手作り感のある(家族や友人に手伝ってもらった)優しい仕上がり💕アルバムに収録されているカバー曲も私の好きな曲が何曲も入っていて〜嬉しい😊勝手にシンパシー感じています🥰

2021-06-12 | song

melody♪

今週の1曲目はオリジナル「melody」

子どもの頃から歌うことが大好きでした。

小学校で使っていた小さなポケット歌集が宝物で(確か、「みんなのうた」?「みんなでうたおう」? ランドセルのポケットにいつも入れておくように言われていたもの。)窓に腰掛けて、最初のページから次々歌ってたっけ♪

ラジオを聴くお年頃になってからは、夜遅くまでラジオにかじりついて〜洋楽にもフォークにも夢中でした。

嬉しいときも、悲しいときも、どんなときも隣に寄り添ってくれていたのが音楽でした。

あの震災の日、真っ暗な中で、もう楽しく歌を歌う日なんて永遠に戻ってこないんじゃないかって思っていた時にも、きっとそっと隣にいて支えてくれていたんだと思うのです。

そんな、音楽への思いを歌にしたくて作ったのがこの曲です。

今週の2曲目はずっと前からカバーしたかったCoccoの「ジュゴンの見える丘」です。

2007年6月下旬、基地問題に揺れる沖縄県名護市の大浦湾で目撃された2頭のジュゴン(親子)の姿に心を打たれたCoccoによって生み出された曲。

この曲を歌っていると、人間によって破壊されていく自然、ジュゴン、珊瑚にとどまらずに、戦争の犠牲になっている子どもたち、ミャンマーでデモに参加したわけでもないのに銃弾を受けて亡くなってしまった子どもたち、虐待やネグエクトに苦しむ子どもたち、子どもたちばかりではなく、今この社会で、コロナ禍に喘ぐ世界の中で…と思いは深く、広くなっていきます。

リフレインを祈りを込めて歌います。

 ♪ 悲しみはいらない 

やさしい歌だけでいい 

  あなたに降りそそぐすべてが 

正しいやさしいになれ 

正しいやさしいになれ 

正しいやさしいであれ ♪

2021-06-05 | song

月浜♪

今週の1曲目はオリジナルの「月浜」です。

このタイトル「月浜」は、東松島市の夏には海水浴場にもなる三日月の形をした白砂の浜辺の名前です。(去年の夏はコロナ禍のため、海開きはされず…でした。)

この浜辺に亡きお母さんと二人で行った思い出があるから、とママ友から親友になり、今では妹のような存在(10歳近く離れているけど😅)の友人がこの月浜に私を連れていってくれました。秋も深まった頃だったはず。

そこで海を見ながら、お母さんとの思い出をいっぱい聞かせてくれたのです。彼女の思いを歌にしてプレゼントしたい、と思って作ったのがこの曲でした。

頑張り屋さんの彼女の中に、サビで歌った、お母さんが彼女に残してくれた「願い、言葉、優しさ」が今も確かに生きていると思います。また、あの季節に一緒に訪ねてみたいな♪

そして2曲目は、みなさまご存知ユーミンの「ひこうき雲」。

1973年11月にリリースされたこの曲、ユーミンに憧れてピアノをポロポロ弾きながら歌っていました。

何年か前のライブ終わりに、「今度『ひこうき雲』歌ってください!」とリクエストをもらいました。聞くと、お嬢さんを連れてジブリの「風立ちぬ」を観に行って以来ハマっているとのこと。そっか、ジブリか〜。

以前、聴いてね♫No.7でカバーしたジュリーの「君をのせて」も、我が家の子ども達には「君をのせて」と言えば、ジブリの「天空の城ラピュタ」の主題歌、あの地平線〜輝くのは〜♪なのでした。それでもジュリーの「君をのせて」を聴いた彼らは、いい曲だね〜♪って。

時代を超えて愛され続け、歌われ続ける曲ってすごい!

「ひこうき雲」もジュリーの「君をのせて」も、これからもずっと時を超えて歌い継がれていくことでしょう。

同世代の方達には懐かしくて、若い人達には、新鮮に「え、いい曲!」と思ってもらえる。そんな曲をこれからもライブで、そしてYoutubeで紹介していけたらいいな♪

2021-05-29 | song

いちばん星♪

今週の1曲目は、オリジナル「いちばん星」

日が長くなってきたこの季節、まだ明るい空に宵の明星を見つけると、暗くなるまで外で遊んでいた子どもの頃のことを不意に思い出すことがあります。そんな気持ちをそのまま歌ったのがこの曲。

私はおままごとやお人形遊びより、木登りや缶蹴りが大好きな女の子でした。暗くなるまで遊んでは、家に帰って父や母に怒られていた。何度叱られても、遊んでるとすっかり忘れて〜また叱られる〜の繰り返し。懲りない子どもでした。

そんな私の武勇伝。家から子どもの足だと30分はかかったと思う東郷神社の池に近所の男の子たちとザリガニ釣りによく行っていて。ある日、暗くなっても帰って来ない私を心配した母が家の外に出て待っていると、男の子たちだけ帰ってきて、私の姿がなく、母が「みんな、千春は?」と尋ねると、「帰るよ!って言っても帰んないからさあ。」と男の子たち。それからしばらく経って、何もなかった顔で竹竿を担いだ私が帰ってきたそうです 😆。誘拐でもされたのでは?と心配していた母は、ホッとするやら、呆れるやら…。

また叱られるかもしれないけど、それでもやめられない〜!スリルに満ちたあの頃、懐かしいなあ。

私の父は短気で、何度言っても言うことを聞かない私を、良く家から締め出しました 😅。そんな時は、一緒に住んでいたいつもは厳しい祖母がこっそりベランダから家の中に入れてくれたのでした💌

2曲目、今週のカバー曲は「500マイル」

私が初めてこの曲を聴いたのは、確かピーター・ポール&マリーが歌ったものだったはず。もともとはフォーク・シンガーのヘディ・ウェストが自身の作詞・作曲で1961年にリリースした作品とのこと。

日本語に訳された歌詞もたくさんあるそうですが、この忌野清志郎の詞は、訳詞ではなく、オリジナルを聴いているような、故郷を離れていく人の心情が細やかに伝わってくる素晴らしい意訳です。

転勤で住み慣れた仙台を離れると聞いていた方が次のライブに来てくれるかも!と聞いて、はなむけにこの曲をプレゼントすることにしました。その時に、事前に500マイルってどれくらい遠いの?と思って調べてみたことがありました。500マイルは約800kmで、東京から広島くらいの距離だそうですよ♪ 

2021-05-22 | song

Happy はっぴ− Birthday ♪

今週の2曲〜1曲目はオリジナルのバースデーソングです!

バースデーソングを作ろうと思った時に心に浮かんだのは、生まれてきてくれてありがとう💌ここにいてくれてありがとう💌の思いでした。

ライブでは「今日がお誕生日の方いらっしゃいますか?」「今月がお誕生日の方いらっしゃいますか?」と聞くと、いつもひとりか二人か三人か〜はいらっしゃるので、その方達のために心を込めて歌う曲になっています。

サビを覚えてくださっている方達が一緒に歌って盛り上げてくれる楽しい曲に育ちました〜♪

今週の2曲目はハイ・ファイ・セットの「よりそって二人」。

1979年リリースのアルバム「閃光」に収められているのですが、リアルタイムでは聴いたことがありませんでした。なんで今まで知らなかったんだろう?と残念に思うくらい、メロディも歌詞も優しくて、とっても素敵なラブソングです。

この曲に出会ってから、ライブで何度もカバーして歌ってきました。聴いてね♫

タイトルの写真は「卯の花」毎年この時期に我が家の庭を爽やかに飾ってくれています。風に揺れる姿がなんとも可憐で大好きです♪

2021-05-15 | song

あおぞら♪

今週はこの1曲、オリジナル曲「あおぞら」を弾き語りでお届けします〜💌

ちょうど今から8年前の今日5月15日がCD「あおぞら」のリリース日でした。「あおぞら」「春」「木もれ陽の頃」の3曲を収録したミニアルバムです。(なぜか3曲のカラオケ付き 😁

それまでずっと、曲ができると友人2人にこっそり聴いてもらって、いい!と拍手してもらって幸せでした。でも震災後、もしできることならたくさんの方に私の曲を聴いてもらいたいと、勇気を振り絞って仙台のジャズフェスに挑戦したのです。

そのジャズフェス参加をきっかけに、いろいろな方のアドバイスや力添えに背中を押していただいて素晴らしいアレンジで私の曲を彩っていただくことがきました♫

リリース8周年記念のこの日を静かにお祝いしつつ…そして、今まで支えてきてくださった方々に感謝しつつ…少しおしゃべりさせてください♪

この曲は当時大学生と高校生だった二人の息子たちへの思いを歌った曲です。その曲が、ドキュメンタリー映画「ぼくは写真で世界とつながる」の挿入歌となり、映画の中で、次男と同い年の祐二さんに(ちなみにお兄ちゃんの宏平さんは長男と、お母さんの千鶴さんは私と同い年😁)寄り添うように流れ、上映会+ミニライブとして全国各地(京都、大阪、兵庫、静岡、埼玉、千葉、東京、北海道、岩手、宮城)で映画を観に来てくださった方々に直接聴いていただくことができました。ライブを聴きながら、祐二さんが一緒に口ずさんでくれました。仕事で忙しい中、上映会の準備に奮闘してくださっていた若い男性スタッフが、ライブ中ふと見るとボロボロ涙を流して聴いてくれていました。そうした出会いが、この曲を育てていってくれた気がします。各地でお世話になった方々、ライブ終了後に声をかけてくださった方々、あの方この方の顔が浮かびます。(カラオケって???って思ったけど、ある上映会の後で声をかけてくださった学校の先生が、カラオケを流して授業で歌って良いですか?って。カラオケ付きでよかったあ😁)

この曲がたくさんの素敵な出会いをプレゼントしてくれました♪

その後ものんびりマイペースですけれど、曲を作り続け、ライブの度に聴いていただいてきました。次のCDはいつ?と聞いて下さる方もいらっしゃるのですが、なかなか簡単にはいかず〜、そしてこのコロナ禍でライブも無くなってしまいました。そんな中、オリジナル曲やカバー曲を聴いてくださる方がいらしたら届けたい、と試行錯誤しつつyoutubeでのアップを始めました。

特に私のオリジナル曲は歌詞にコード譜を書いただけのものしかないので、私がいなくなったらこの曲たちは誰にも歌ってもらうこともなくなっちゃうなぁと思い、音源さえ残しておけば、いつか誰かがもしかして、ひょっとして歌ってくれる日が来るかも???と😆 そんな思いもありつつ〜毎週youtubeへのアップを続けています。

これからも、お暇な時に聴いてみてくださいね♫

2021-05-08 | song

木もれ陽の頃♪

今週の1曲目の「木もれ陽の頃」は8年前(え!!!もう8年!!?)にリリースしたCD「あおぞら」に収録した曲です。

中高の6年間通った通学路(本当は通学路じゃなくて寄り道だったけどw)の桜並木。線路を見下ろす土手の上に続く道です。あの桜並木の新緑の木もれ陽がとっても綺麗だったなあ、と思い出して、みんなどうしているかなあ、会いたいなあ、と思いながら作った曲です。

ちょうどその頃、2番の歌詞に登場する友人から突然電話をもらって、うゎ〜っと色々と思い出して、それをそのまま歌詞にしました。

1番の歌詞で、電車の音にかき消されながら、夢中で話しているうちに気づくと空が夕焼けで真っ赤になっていた、というのはこの土手でのこと。

2番で「屋根の上、毛布にくるまって流れ星を朝まで待った」と歌っているのは、ジャコビニ流星群が見れるかも!と友人2人が我が家に泊まりにきた日のこと。流星群を待って、屋根の上で一晩明かしたのです。朝方になって、家の前を天体望遠鏡を手にトボトボ歩くお父さんと男の子に「見れなかったですね〜」なんて屋根の上から声をかけたりして。

「ジャコビニ彗星の日」の「72年10月9日〜♫」を聴いた時、ユーミンも同じ日に流星群を待って同じ空を見上げていたのかも!と心が震えたものです。

CDではおしゃれなアレンジでエレキがとってもカッコ良いのですが〜、アコギのシンプルな弾き語りでお届けします♫

いつもお話ししているドキュメンタリー映画「ぼくは写真で世界とつながる」に曲を使ってもらえたおかげで、上映会+ミニライブとして各地を一緒に回らせてもらうことになり、上映会に足を運んでくれた久〜しぶりに再会した中高時代の友人たちの前でこの曲を歌うという、想像もしていなかった嬉しいご褒美をもらうこととなりました。

さて、2曲目は1曲目の「木もれ陽の頃」の時代の思い出の曲。季節もまさに5月🌳

私が通っていた中高では、期末テストの最終日に学年ごとに観たい映画を投票で決めて、学校行事として観に行くというなかなか素敵なイベントがあって、中2の時にみんなで観に行ったのが「小さな恋のメロディ」だったはず(記憶に自信がないので、違っていたら関係者の皆様、ツッコんで訂正してねw)。ストーリーはひたすら可愛いかったし、映像は美しくて、何より音楽が素敵で❣️この曲も今だに映像と一緒に頭の中を流れてきます♪

私はお祭り娘で、文化祭の実行委員だったり、個人参加で8ミリ映画を作って(コマ撮りでアニメに挑戦したり😅)上映したりしていたのですが、その8ミリ映画に「小さな恋のメロディ」のサウンドトラックから何曲も使った、その中にこの「若葉のころ」もありました。

そんなこんなで〜この曲を聴くと、通学路(ほんとは寄り道)の並木道や、拙いけど一生懸命作った8ミリ映画のことや、友人たちの顔や、いろいろ色々溢れるように思い出されるのです♪

そんな思い出の曲を初めて歌ってみました〜♪ タイトルの写真はどちらも仙台定禅寺通りの欅並木です。

2021-05-02 | song

夢のカケラ♪

今週のオリジナルは子守唄♪

子どもたちがまだ小さかった頃、夜中に急に泣き出す日もあれば、声をあげて笑いだす日もあったり。いったいどんな夢を見ているんだろう?と想像しながら、怖い夢を見ているようなら「だいじょうぶよ」って背中をさすって、笑っている時は、何がそんなに楽しいのか知りたくなったり。そんな気持ちをそのまま歌にしました。

我が家の子どもたちには、ひとりずつ子守唄が決まっていて〜二人になると2曲を交互に、三人目が生まれてからは3曲をぐるぐる歌うことに😁

この曲は我が家の子守唄に採用してもらうのには、ちょっと間に合わず…でした😢

今週のもう1曲は、5月になると歌いたくなるユーミンの「輝く5月の草原を〜♪」で始まる「緑の町に舞い降りて」です。

写真は盛岡の市内を東西に流れる中津川。川べりを散歩しながら撮ったものです。

仙台で暮らすようになってから、グッと身近になった盛岡。この曲に出てくるロシア語みたいな響きという「MORIOKA」です。

友人と行ったり、上映会&ミニライブでお邪魔したり、ひとり旅もなんと2回も〜!行くたびにもっと好きになる街です。

レトロで美しい建物がいくつもあって、市内を中津川と北上川がゆったりと流れていて、歌詞の中にあるように「あてもなく歩く」のにぴったりなのです。そして、「去る日は涙が出るわ」の歌詞にも、そうそう!と頷いてしまう。何だか懐かしくて、温かくて、離れがたくなる街なのです。

またあの街を、あの川沿いの道をのんびり散歩したいなあ♪

2021-04-24 | song

初恋♫

今週の2曲、テーマ(テーマは毎週あったりなかったりです 笑)は、大好きなこの季節、若葉の頃のように爽やかな「初恋」

1曲目はオリジナル曲です。初恋の人が今どこでどうしているかな?ってふと思うときの気持ちを歌った「レモンスカッシュ」

実はこのタイトル、作った時にはなんてったって「カルピス」と思っていたのです。だって、「初恋の味、カルピス」のCMで育ったので。

ところが〜子どもたちに話したところ、「え?カルピスってママの味でしょ?何で初恋?」え、通じない?子どもたちにとってはカルピスといえば「ママの味」だった!そして今は「からだにピース!」そうですよね、商品のコピーは時代と共に変わっていくのでした〜!

調べてみたら、なんと「初恋の味、カルピス」のキャッチフレーズは大正時代から使われていたそうな!

黒澤明監督によるこんな素敵なCMも!黒澤明自筆の絵コンテをデジタルアニメ化 ナレーション:寺尾聡 音楽:バッヘルベル「カノン・ニ長調」↓

そして、この曲を作った当時、「あおぞら」のCDを作成中で、収録する3曲のアレンジをしてくださっていた方に上記の話をして曲を聴いてもらったところ、「そうだね〜、それに商品名はタイトルとしてNGだし、曲中にキャロル・キングの名前が出てきちゃってるし、エンディングにyou’ve got a friendを歌ってるし〜、CDにするのには許可やら何やらハードル高くてお金もかかるから、ライブで大切に歌う曲にしたらいいよね!」との納得のアドバイス。

そこで迷った末、この曲のタイトルは「レモンスカッシュ」に落ち着いたのでした😁

初恋の味、初恋の思い出の曲、思い出の場所etc. それぞれきっとありますよね♪

2曲目はみなさまご存知ユーミンの名曲「卒業写真」を歌ってみました♪

2021-04-17 | song

耳をすませて♪

今週の2曲です♪

1曲目はオリジナル「耳をすませて」

6年くらい前のこと、友人がFBで紹介してくれた今は亡き詩人、茨木のり子さんの「聴く力」という詩。

その当時、仙台ではいじめを苦にした中学生の自殺が相次ぎ、その悲しいニュースを聞いては、なんで?どうして?誰も止められなかったんだろう、と自分も含め大人の無力さを思わずにはいられませんでした。

そんな中この詩にふれて、聴く前に話している、耳をすませて耳をそばだてて聞いていない自分の姿が映し出された気がしたのでした。

「聴く力」 茨木のり子

ひとの心の湖水                              その深浅に                               立ちどまり耳澄ます                           ということがない

風の音に驚いたり                             鳥の声に惚けたり                            ひとり耳そばだてる                           そんなしぐさからも遠ざかるばかり

小鳥の会話がわかったせいで                       古い樹木の難儀を救い                          綺麗な娘の病気まで直した民話                      「聴耳頭巾」を持っていた うからやから

その末裔は我がことのみに無我夢中                    舌ばかりほの赤くくるくると空転し                    どう言いくるめようか                          どう圧倒してやろうか

だが                                  どうして言葉たり得よう                         他のものをじっと受け止める力がなければ

言葉にできない、声にならない声を聴くことができたなら                    そんな願いを込めて作ったのが「耳をすませて」です。

大好きなハンバートハンバートの「小さな声」を今週の2曲目としてカバーしました。初めてこの曲を聴いた時、その歌詞にドキッとしました。「逃げたらいいんだよ」って誰かが言ってあげられたら。

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