木もれ陽の頃♪
今週の1曲目の「木もれ陽の頃」は8年前(え!!!もう8年!!?)にリリースしたCD「あおぞら」に収録した曲です。
中高の6年間通った通学路(本当は通学路じゃなくて寄り道だったけどw)の桜並木。線路を見下ろす土手の上に続く道です。あの桜並木の新緑の木もれ陽がとっても綺麗だったなあ、と思い出して、みんなどうしているかなあ、会いたいなあ、と思いながら作った曲です。
ちょうどその頃、2番の歌詞に登場する友人から突然電話をもらって、うゎ〜っと色々と思い出して、それをそのまま歌詞にしました。
1番の歌詞で、電車の音にかき消されながら、夢中で話しているうちに気づくと空が夕焼けで真っ赤になっていた、というのはこの土手でのこと。
2番で「屋根の上、毛布にくるまって流れ星を朝まで待った」と歌っているのは、ジャコビニ流星群が見れるかも!と友人2人が我が家に泊まりにきた日のこと。流星群を待って、屋根の上で一晩明かしたのです。朝方になって、家の前を天体望遠鏡を手にトボトボ歩くお父さんと男の子に「見れなかったですね〜」なんて屋根の上から声をかけたりして。
「ジャコビニ彗星の日」の「72年10月9日〜♫」を聴いた時、ユーミンも同じ日に流星群を待って同じ空を見上げていたのかも!と心が震えたものです。
CDではおしゃれなアレンジでエレキがとってもカッコ良いのですが〜、アコギのシンプルな弾き語りでお届けします♫
いつもお話ししているドキュメンタリー映画「ぼくは写真で世界とつながる」に曲を使ってもらえたおかげで、上映会+ミニライブとして各地を一緒に回らせてもらうことになり、上映会に足を運んでくれた久〜しぶりに再会した中高時代の友人たちの前でこの曲を歌うという、想像もしていなかった嬉しいご褒美をもらうこととなりました。
さて、2曲目は1曲目の「木もれ陽の頃」の時代の思い出の曲。季節もまさに5月🌳
私が通っていた中高では、期末テストの最終日に学年ごとに観たい映画を投票で決めて、学校行事として観に行くというなかなか素敵なイベントがあって、中2の時にみんなで観に行ったのが「小さな恋のメロディ」だったはず(記憶に自信がないので、違っていたら関係者の皆様、ツッコんで訂正してねw)。ストーリーはひたすら可愛いかったし、映像は美しくて、何より音楽が素敵でこの曲も今だに映像と一緒に頭の中を流れてきます♪
私はお祭り娘で、文化祭の実行委員だったり、個人参加で8ミリ映画を作って(コマ撮りでアニメに挑戦したり😅)上映したりしていたのですが、その8ミリ映画に「小さな恋のメロディ」のサウンドトラックから何曲も使った、その中にこの「若葉のころ」もありました。
そんなこんなで〜この曲を聴くと、通学路(ほんとは寄り道)の並木道や、拙いけど一生懸命作った8ミリ映画のことや、友人たちの顔や、いろいろ色々溢れるように思い出されるのです♪
そんな思い出の曲を初めて歌ってみました〜♪ タイトルの写真はどちらも仙台定禅寺通りの欅並木です。